こんばんは、人都です。
今日はクトゥルフ神話の話をしましょう。
どこからそれを知ったかといえば、高校時代に文学部に所属していた時の陽気な先輩が偶然TRPG狂であったことからです。
私はあこがれの人の影響を本当に簡単に受けてしまいます。
趣味が多いのはすぐに人の会話に適応するためでもあるので、そう考えるとミーハーというか、軽薄な奴ですね。
ソードワールドにダブルクロス、そしてCoCを愛好していた先輩は、部活用の提出原稿にさらにそこにSCPのオマージュを混ぜた創作リプレイ風小説を持ち出してくる強気な人でもありました。
中高生の頃は全部焚書にかけてしまいたいのですが、文学部の思い出だけはこの世で一番幸せでした。
先輩にも恵まれていましたからね。
今ごろ何をされているんでしょうか…。
まあそんなこんなでCoCにハマり、ガキの小銭を貯めてクソデカなルルブやサプリメントを買って、たまにラヴクラフト系の原典を読んだりしながらクトゥルフ神話にハマっていったわけです。
あとは同じ頃にチェッカー卓も流行していた気がしますが、このことを思い出すと抹消した記憶が痛むので忘れます。
うん、ある意味キャラクターと中の人を同一視して痛い目を見るやつで経験があったせいでバーチャル文化への適応が早かった説はあるけどさ。
まあまあそんな中、私が好きになった神話生物もとい旧支配者はクトゥルフやハスターやクトゥグアのようなある程度文献や二次創作の多いものとは少し異なる「シアエガ」という存在でした。
暗黒よりも深い闇を湛える触手を全身そして全方位に纏い、その真ん中に緑とも赤とも言われる巨大な一つの瞳を持つ、洞窟と暗黒を司る神。
クトゥルフ神話がブームになって多くのコンテンツで扱われるようになったのに、まだ気持ちシアエガに関する創作はそんなに増えていないというイメージがあります。
間違いはないはずですよ、ちょっとマイナーなジャンルにハマってしまった時の私の情報の洗い方は多分コンテンツへのストーカーに値する可能性があるので。
あ、美少女化や敵キャラのバリエーションを雑に増やす感じのソシャゲ画像系は増えましたけどそれはちょっと複雑です。
グラブルに至っては青いシアエガで、一体あれはなんなんでしょう…。
まあ仕方がないといえば仕方がないのです。
このシアエガという存在は原典の邦訳も未だらしいくせに、出揃っている情報がとってもゲームには使いづらい。
前提としてこの旧支配者はドイツのとある村の丘に封印されています。
これが海ならシナリオの窓口がひろいのになあ!ねぇ!
そしてこの村の中では定期的に少女を生贄とすることでシアエガを讃える儀式をまるで教団かのように行うのですが、実はその儀式は村人によって計画的に仕組まれた「シアエガを復活させない収容手順」のようなもので、つまり構図としてはご機嫌を適当に取ることで出てこないように抑制していることになる。
割と既にこの辺りからもう好きです。
しかもそんな感じで既に数世紀ぐらい騙し騙し封印されたまんまだそうで、なんかこう、村人が有用すぎるのかこの神格が若干チョロなのか、どっちなんでしょう。
ただ神格の方も全く対策というか対応策がないわけではありません。
シアエガの特徴としていわゆる落とし子というか分身として完全にランダムな一般的な人民に対して自身の存在を悟らせることなく、復活に貢献するよう勝手に動く行動心理のある人物を生成し未復活の状態でも潜在に操作するというものがあるのです。
これがどう動くのかというと、その重要手順少女犠牲カルトに対して義憤を起こし妨害、その流れでインシデントが発生してシアエガが結果的に外に出られるようになるということです。
もし「世界より君だ!」をするとそれにシアエガがガッツポーズして意気揚々と復活するという、CoCプレイヤーに扱わせにくい題材。
…なんというか、まどろっこしいというか奥ゆかしいな!
ちなみにこの落とし子兼分身らは、本当に行動心理が暗にシアエガの復活になるというだけで別に何かギフテッドを持ち合わせたりはしません。
グラーキだってなんかもっとあるよ。
なんならシアエガには現状本当の信徒は存在せず、過去に存在していた真のカルトも壊滅し、ついでにその信仰されていた当時も別になんの恩恵も与えなかったそうです。
なんだこの旧支配者は。
一応ナガアエというカエル人間っぽい直属の人外従者も居るらしいのですが、シアエガ以上にネット文献が少なく私も未だによくわかっていません。
もしこのシアエガが復活してしまえば、まず手頃な距離にあるものから好奇心のままどんどん触手でちぎっては投げ、巨大化しながら「復讐」の為行動を起こすと言われているのですが正直この意味も理解はできていません。
ずっと自分を眠らせてきた人間への悪意なのか、はたまた更にデカい何者かへのファイティンポーズなのか。
復活したとこでクトゥグアの気配に怯えたりヨグソさんに助けを乞う展開もあるそうですが、本当にこの神格さんは大丈夫なんでしょうか。
復活した後に普通に村人信徒に再収容されてるし。
この虚偽教団強すぎ問題もCoCに使いにくい理由の一つです。
もし盛大にドイツを破壊しながら復活しても雑に米軍が頑張れば1時間半ぐらいの映画で倒せそうな気がしてきますね。
ほとんど唯一の資料であるDarkness,My Name Isが邦訳されていない以上英語よわよわの私はインターネット伝聞知識しかないので、もしこのお話が間違っていたならごめんなさい。
でもなんとなく魅力は伝わったかなと思っています。
ちなみに他だと顔無し両手口の肥大巨人のイゴールナクも好きです。
何故なら彼を使うと爆速でシナリオが作れるから。
今日は朝から雑に朝飯を食べて急いでランチのバイトをして油そばを食べて、夜に私の誕生日の振り替えたパーティをしてケーキを緑茶と共に食べました。
ケーキには熱々な緑茶、これは個人的には絶対なのですが多分他の家だと違うのだろうなと思う点の一つです。
誕生日プレゼントに全く自分では買わないタイプの美容品を貰い驚いてしまったのですが、周りからはそろそろファンデーション以外のメイクを覚えろと言われてしまい反省しました。
ビューラーってシザーマンの武器に持ってても、一瞬バレない気がしますよね。
ミラクルニキの周回を適当に回してはいますが、ここのところアイテムのドロップがとても渋い。
明日は無予定の日ですから細々とした用事をするつもりです。
シアエガについてもりもり書いていたら自分の日記のネタがなくなってしまったので、ここで終わります。
おやすみなさい!
0 件のコメント:
コメントを投稿