こんばんは、人都です。
はじめてピュアニスタというゲームに課金をしました。
今日は朝からバイトをちょっと頑張ったからとレモンサワーを飲んだら、急にまともな線画が描けなくなって結局ベットに入ってマインクラフトの壮大な動画ばかりを見ていました。
急に思い出の話をしますが、私はリニューアルをする前のナンジャタウンがとても心に残っています。
そんなに回数を訪れたわけではなく、また池袋なんて親なしで簡単に行けるような場所でも無かったので他のプラネタリウムとか科学館と同列かそれ以下の印象でいいんじゃないかと思うのですが、どうも記憶がぼんやりとしていて更に確証がないせいで過度に美化をされているような気はしないでもないのですけれど。
私にとってナンジャタウンという遊園地であり不気味な街は何となく私の重要な構成要素の一つになっているような気がしています。
一応写真に残っていないかと確認をしようとしましたが、漁れど漁れど出てくるのは本気で幼いころの私なので埒が明かなくて断念しました。
当時のナンジャタウンの異常なポイントは何と言っても情緒不安定すら思わせるほどの世界観の大渋滞、そして通路に張り巡らされた小ネタと進路によってはホラーコンセプトを絶対通過しなければいけない形式にあったと思っています。
特にもののけ番外地及びゴースト13番街の話です。
これは今の良くなったところで過去の悪いところでもあったのでしょうが、基本的に年齢すべてにおいて本当に各種の容赦がなく、ホラーが苦手な人向けの配慮とか子供連れで通りやすい動線とかのような繊細な物を一切考えてない、よく言えば製作者の信念剥き出しの遊園地であるという感情を私はナンジャタウンに持っていました。
最近の流行として季節もののシナリオライター付きの劇団のような本当に容赦のないお化け屋敷がありますが、あれらは当然ホラーを摂取したくない人の前には現れることは無いでしょう。
逆に割と万人向けや対応のコンプラを考えたホラーは、そもそも少なくなっていると思います、それはニコニコ動画のホラー特集ページのような。
インターネットは自分で摂取するほとんど全てを選べるものですが、つまりは自分が嫌いな物は見る必要なんてないですよね。
あんな形をした施設はクレームとか泣きの案件が高頻度で起こっていたんじゃ思うことがあります。
ただでさえ当時は階層も多く、また細い道や意図的に暗いエリアも多くて入り組んでいるから迷子なんて起こったら親も子供もトラウマものだったんじゃないかと。
そもそも普通の遊園地のような楽しさが分かりやすいメリーゴーランドよりも、よく考えると先進的にすら思えるミッション式のウォークスルーや探索がメインとなるものが多かった気がして、そもそもの話いががわしくない意味で大人向けの遊園地だったのではと感じますね。
まあ普通の遊園地にアイスとかギョウザをメインに売るエリアなんて無いですから。
私が特に思い出深いアトラクションは「ボムレンジャー」という実際の通路に張り巡らされた幽霊入りの爆弾を上手くボタンを押して対処していくというものなのですが、あれもなかなか攻めていたと思いますよ。
そもそも失敗するとヘッドホンから爆発音がなる上に、必須エリアとして親御も友達も分からなくなる全面鏡張りの道やほぼ運の暗所ミッションを避けるという選択も一切なく科されましたからね。
そりゃ普通の遊園地のようなスタンスで楽しむには渋すぎますって、今の私なら通ってでも行きたいぐらいですけれど。
まあ今は無いアトラクションの話なのでそんなことは叶いません。
ナンジャタウンは今ではほとんど違う、もっと扱いやすい感じのアトラクションになって物々しかったエリアはその存在すらもかなりの部分を失いました。
そして多くのブログサイトの大元が消えた今では記憶を補強可能な材料は少なくて、よくyoutubeに上げられているあの頃のナンジャタウンを歩くだけの動画をぼんやりと眺めています。
トラウマというのは本当に困ったもので、一撃で人生を歪める暴力的なものです。
人格のある他人からの悪意によるものは本当に恐ろしく、今でも私に若干の恐怖の常識を教えている気がしますが、人格のないものから受けた衝撃、あるいはトラウマはカルチャーショックといいなおすべきなのでしょうか。
少なくとも私は今でもあの頃のなんだか恐ろしくて、なのに惹きつけるふしぎな理解不能の暗部を持ったわかりにくいころのナンジャタウンを夢に見てしまいます。
おやすみなさい。
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