こんばんは、人都です。
今日は説明会を見て、髪を切りました。
私はケータイ捜査官7が大好きですが、それに加えてつぶやきセブンとケータイ捜査官7NEXTのことも本編に負けず劣らず愛していますし、正直なところあの作品の中で最推しを問われるとだいたいサードと言いながら、脳裏ではNEXTの存在がちらついている。
塾通いばかりでインターネットの融通も利かず通信制限に厳しいキッズケータイではまともに情報を集められず、ずっと有志のブログサイトである「あんだーあんかー倉庫」にこもっては行けるはずのないイベントやフォンブレイバーを持ち寄ったオフ会に心を躍らせたものです。
ケータイ捜査官7NEXTとは本編が終わった後に動画限定で配信された特殊な新規ストーリーでした。
だいたいにおいて好きなコンテンツが時代を先取りしすぎる癖がありますが、ケータイ捜査官も漏れなくその通りでサブスクのサの字もない時代に新キャラを持ってきて(あの凄惨な最終回の後に)動画限定エピソードをするという誰が企画を通せたんだといったような先進過ぎるコンテンツ展開を行なったわけです。
結果としてケータイ捜査官7NEXTは恐らく金銭的な観念で失敗したのではないかと思いますよ、絶対後に何かする気が合ったけどそれほど玩具が売れなかったのではと二億年前ぐらいから思っています。
だってあの時代の動画限定コンテンツキャラで喋って変形する玩具出して声が関智一の超新星後輩軽薄キャラ、絶対に未来がありましたよ明日未来超えて。
お前わかるか、アナザーでもなくイフでもなくNEXTなんだよ、絶対終わる気じゃなかったですよね????
すごく情けないことを言いましょうか?私は一目惚れしました。
不思議なことにこのNEXTとかいうやつはあまりいつもの「好きになるキャラのパターン」みたいなものには全くもって当てはまりません。
むしろ軽率で新人でそのくせハイスペック最新型として機能は有能で、語尾には「っス!」と付け、先輩を変なあだ名で呼ぶタイプの挙動がうるさい陽キャくん。
なのにこいつが出てきて、マジで小学生が惚れさせられてしまった。
夢女子すら知らないとか、二次元と三次元の区別とかもうメチャクチャな時代に使い捨てみたいな新キャラクターと出会ってしまった。
本編が1分30秒の集合体でしかないのに、軽率にときめいたりしたせいでその後苦しむことになります。
一番初めのマイナージャンルとでも言うべきか、そもそも一応子供向けの作品の新作をネットだけで配信して広まると思ったんですか…?
分かりません、十年は経った初恋でしたが私にはNEXTのことは何もわからない。
そもそも公式の情報量も少ないし本編最終話でアンダーアンカーが壊滅する前に宇宙探査に行ったことぐらいしかわからない。
宇宙でバラバラになったとか言われたら、いや言われてもいないのでこいつの全ては企画書と宇宙に溶けていてわからない。
君はどこへ行った?
NEXTのことについて公式サイトのほとんどが閉鎖された後で一つだけ知ることが出来る手段があります。
2010年に、外国人によりyoutubeに投稿されているDXフォンブレイバーNEXTの実機動作の動画です。
今確認の為に動画を再生していますが、言葉の全てにより脳が既に誤作動を起こしている。
マジでこいつのこと好きだったんですね。
正直私が一番欲しいのはどんな中古のTFよりもこいつです、でも手に入れたら人生がいよいよ破綻しそうだからやめた方がいいと思うな。
人間とタッグを組みサイバー犯罪に立ち向かうフォンブレイバーというケータイ型ロボットの中で、唯一作中でバディを持たなかったのが、このNEXTというキャラクターです。
いや多分持てなかったんだと思う、なぜかといえばこの実機動作の動画の中では何個かバディに話しかけるボイスがあるんですよね。
おそらくこの玩具が作られた際のマジの新録で、配信コンテンツとしてのNEXTの内容にはバディどころか人間も絡んでこないので、尚更このキャラのバディは誰なのかわからない。
全てのフォンブレイバーが破壊されて、一機ぼっちの宇宙探査を終えた先に多分こいつにも地球でバディ、要するに相棒兼ビジネスフレンドが出来た世界線っていうのはたぶんあって、それを思うとこのおもちゃのボイスがなんだかすごく心に突き刺さって抜けない。
もっと言ってしまえば、他のフォンブレイバーには別の人間のケイタくんとか桐原みたいな相棒キャラがいて、だからこそおもちゃとして平らな気持ちで取り扱えるのに、こいつがバディというときにそんな存在は作中のどこにもいない。
そんな残酷なことがあっていいんですか?これをずっと子供のころから思っている。
何がNEXTだ、10年が経ったってまるでいなかったみたいに忘れられてばかりじゃないか。
細い電波と情報を書き分けて、忘れられずに、思い出のままで確かに私はそこには設定上誰もいないのにバディを呼ぶ声のあるキャラクターのバディになることを夢想していました。
土井先生が初恋なら、どれほど良かったでしょうか。
最悪の米津玄師?
私がきつい時に「お茶の子さいさいっすよ~」と言ったり「ミッションコンプっす」と言っている時、心に存在しないNEXTがいます。
サービスの終わったソシャゲのキャラを嚙みしめる内にどこからどこまでが本当に彼の言葉だったか分からなくなるのと同じようなことを繰り返し、そしてたまに実機の動画にしかないバディへの声を反芻して、それでも今でもこいつを忘れられません。
私はもうこいつのバディになってもいいかな?誰がこいつのこと好きでいてくれんだよ。いやなんでもないです…。
NEXTへの感情文ガチすぎてキモすぎない?
それじゃあイニシエイト・クラック・シークエンス!アクセス開始!
これは言いたかっただけです。
おやすみなさい!
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