2021年5月21日金曜日

2021/5/21

 

こんばんは、人都です。
ここ数日で就活的なダメージを食らいすぎて、物理的にも精神的にも頭が重く、ただ自分を許してもらえそうな知らない会社にエントリーをしていました。
止まってしまったら、いよいよ最悪の選択肢を選びそうな気がして無理やりでも何かは動かしているんだと自分を励ますほかには何もありませんでした。
気晴らしでポケコロツインのガチャを回したのに、間違えて服の入っていないインテリア専用を回してしまって無課金石を溶かしました。
天気も悪く、家からも出ず、昨日の面接は盛大に失敗し、もうすべてがダメ。
寝れば気が晴れると思ったのに、夢の中で見たのはなじられる自分やぼんやりとした言葉のお祈りに溺れて苦しむだけで逃げることも許してもらえない。
相談をできる人はありがたいことにいるし、本当は人生は就活しなくても生きていけること
を知っているのに、正社員という普通にすらなれない自分が本当に嫌いになっていきます。
また手に取るものを間違えて代謝を良くする薬を二袋飲みました。

就活とは人生の値踏みではないのかと、最近思うことがあります。
ありとあらゆる悩みと関連する単語を検索エンジンに投げることで会話をする気分になれる私は、Google先生にいろんなことを質問するのですが大体において悩みを解消してくれることなんてなくて、ただ面接における人生観の語り方や正しい失敗経験のエピソードトーク方法を提示するだけなので私に共感してくれる奴は一般的な尺度にはいないんだと諦めるために感情をひとつずつしらみ潰しにしていきます。
それによれば就活をまず就活を人生の値踏みだと思うやつなんていないんです。

頑固かつ理解に苦しむ思想は私の大きな欠点で永遠に足を引っ張り続ける。
どちらかといえば他人を尊重する力はあるはずなのに、この気性のせいで理解をされることも他者を理解することも下手くそで才人ではなく変わり者とも呼べないレベルの凡俗な石。
そもそもの話がきっと幼くて友達が少ないからこうなったのでしょう、ケンカをしそうになったら全て断絶してきたので自我のぶつかり合いをしたことがなくて挫折もしなければ成長もなく。

まどか☆マギカで魔法少女の実態が石+ゾンビでしかないことを作中で証明づけたのは、高速道路にソウルジェムを投げ捨てたまどかの選択に依るものでした。
それを提案したのは、彼女の母親で「子供の頃にしかわかりきった失敗なんて選べない」と微笑みながらブランデーを嗜むのでした。
幼いころは人生をビギナーズラックで許されることに気づいていれば、私ももっと人生に深みが出たのでしょうか。
もう私は失敗をすることが出来ない、のに失敗ばかりをして、たくさんの物を失って、許されない。

人生を間違えました、助けてくれ。
いや助かったらいけない、世界で助かっていいのは頑張ったやつだけでもし同情だけでその摂理を書き替えたら努力家を怠け者が蹴り飛ばすぐらい醜い。
助けの手を差し伸べてくれる人はいてとても優しい言葉を言ってくれるのに、この病原流行が終わったらめちゃくちゃになるまで全部をしようって言ってくれるのに、いくら足掻いても手元に来るのは祈られるという結果ばかりで何も進めない。
自分だけで失った結果の答えを消化しようとして結局自棄になって助けてくれる人にどんどん悪化する現状を伝えてしまっては困らせてしまう、でも優しくしてくれてそれがどうしようもなく申し訳が無くて。
誰かを助ける側でいたかったのに助けられてばかりで、なのに何も気持ちには報えない結果しか得られなくて少年漫画にもエッセイ型の成功体験レポートにもなれない。

将来の夢も明確にありました、ライフプランニングもしましたし大学の就職支援授業は全て単位を取って、特殊なプレゼンを含む就業支援プログラムも大切で貴重なライブを諦めてまでこなしました。
大学だって就職率は悪くないし、アルバイトも頑張っていたし、所属サークルはおとなしかったけれど中学高校時代に経た文学部の思い出は確実に私の人生で一番輝かしいものでした。
一社、一社と落ちて、その内に本命の面接で大失敗をして、このご時世に本社で最終面接まで行った第一志望のまで道もあっけなく閉ざされました。
そのメールによる丁寧なテンプレートの拒絶を繰り返すたびに、学生時代に費やした労力から留まらない人生の経験、信じた道筋を全てつまらないものだと言われている気がして、大切だとずっと思って磨き上げたものは他人と比べれば本当にどうしようもないものであったことに気づいて、気づかされて、何もわからなくなるんです。

たくさんの母数も全て無駄にして、一番かつ唯一の事業の会社には拒否されて、もう五月も終わろうとしていて、就活を最初からやり直すような感覚でエントリーや説明会を選び送る中に、最序盤に祈られたような会社や面接で落とされた企業名がちらついてその度にもう選べる選択肢なんて多くはないことに気づかされて、やりたいことが本当にできる会社なんていうのはもう全部落ちていてダメだ。
業界を今から変えても、ベンチャーをはじめから漁りなおしても、結局はすべての企業に「あなただけ」というだけの理由を見つけないといけない。
転職がいくら容易になったって新卒というカードは人生に一枚しかないのだからできる限り骨を埋めてもいいぐらい覚悟を持てる会社を探しなおさないといけない。
ただでさえ実用性のない学問を修めてしまって誰でも始められるうえに研修制度が手厚いという前提を探さなければ、今の私に人財としての価値は無い。

私が本当にやりたかったことは尊いものづくりを支えられる仕事でした、その就活軸を伝えたとき「でもあなたの経歴の中のものづくりって主に創作活動的ですよね?」と言われてからはもう何もわからなくて会社ごとに言うための経歴と虚偽の就活軸を作成してはロールプレイしました。
もしかしたらそれすら見抜かれて落とされたのかもしれません。
そんなことを言われても、私の人生はずっと物語と共にありましたし友達が少なかった私の支えになっていたのは確かに創作物で、ただのオタクであるという事を差し引いても、出版社に全落ちした上で就活が始まったことを定義しても、そんなものを作れる人を支えたいと思って生きてきました。
就活に小説も弁論大会も漫画も同人誌も粘土細工もVRoidもブログも何も活かせるわけはなく、その全てを取り除いたとき私に一般社会が必要とする技術はありません。
逆に言えば私の人生から創作物を除けばもう何もありません、人並みにいじめも受けたし友達からは何も言わずに距離を取られて、誰も立候補しなかった応援団長に手を上げればもっと大きな声の人に茶化されるみたいに立場を攫われました。
この文章という行為すらもそうです。
私には書くことは話すことと同義で、この文もインターネットの誇張なくずっと泣きながら書きなぐっていて、私からキーボードを奪ってしまえば表出しない情報なんて川辺の虫より命が無い。

残されたものづくりへの貢献の道は、一般的に正社員として稼げる立場になることで金銭的支援を行う以外にない。
だけれど、当たり前のことだけど、作家に支援するために金を稼ぐために会社に入れてくれ!なんて言って門を通す会社はどこもないでしょう。
だからそのためにならいくらでも嘘もつけます、ワークライフバランスだとかもう若干どうなったって構わないし、パワハラも慣れているので耐えられます。
オタクを続けるためにもうどこでもいいから働かせてください、人事の人は私を許して下さい、グループディスカッションで食い気味になってしまってもどうか恨まないでください、私が作品と共に人生を歩むためには金が要る。
がんばるしかない、頑張ります。
足を止めたら死ぬんですよ。

同情はしないでください、その分内定を取れた時に一番私と喜んでください。
みんなこのぐらい辛いはずですから、就活は。
私を社会の歯車にさせてください、レールで正してください、個性をどうか奪ってください。
お願いだから、人よりも私の人生がつまらなかったなんてもう判断しないでください。
がんばります。

おやすみなさい。

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