2022年2月6日日曜日

2022/2/6

 






こんばんは、人都です。

お久しぶりの更新ですが、またあまり快いことを書かないことを許してください。

本当にこの場所が肥溜めのようになっていることを案じてこそいますけれど、本来は絵よりも文のほうが気楽な私には重い悩みは絵にぶつけるよりも書き出す方が安眠剤になるのです。


私の親が昨年から今まで見たこともないぐらいにメンズアイドルにハマっています。

アイドル…というと漠然としていますが漠然と刺せる他にありません、強いて言うなら私がアーティストとアイドルを分けるポイントはその歌唱担当が作詞作曲を兼ねているかどうかです。


そしてなぜ私の精神がぐらつくほどに気が滅入ることがそれに起因するのかといえば、母親がそのグループの「統計班」に属していることにある。

ガチ恋ではなく特定の推しを作らず箱全体を母親らしさをスライドさせたように愛するというのは、私の考える推し活とは少し不気味で異なるけれどもそれを闇雲に否定をしたいわけではなく。

聞く音楽がいちいち大音量であるとか生活空間に同じ曲が流れ続けていて室内でもヘッドホンが欠かせなくなっているというのは些細なもので。

私はパソコン関係に少し造詣があるというだけで、その母親の統計の片棒をゴーストライターの様に担がされている事が苦しい。


そもそも悲しいかな嬉しいかな私は地上波のテレビに映るようなアーティストの推しは持ったことがありません。

それらはいわゆる同級生との話合わせの「履修」であって本当に好きな音楽は大抵がインターネット、たまにTSUTAYAでジャケットに惚れてレンタルしたバンド。

その多くは解散か不祥事をしましたが。

しかし女子校の中で確かに高ヒエラルキーの集まりは同時にジャニーズやEXILEに対する同好の系列を汲んでいることも多く、ぼんやりと陽のドルオタは毎日のテレビ番組がある限り生きている事が幸せでいいなと達観拗らせの腐ったいち高校生は見つめていました。

これは個人的な推測に過ぎませんが…インターネットに自撮りを載せることに抵抗があり影のアーティストはネットで光のアイドルは現実で会いに行けるという違いから、容姿を整える気合が変わってきて、同時に自尊心も磨かれていて彼女たちが錬成されたのかもしれませんね。


話が逸れてしまいましたが、一般的なコンテンツの推し方というのは一番に好きをエネルギーとした消費活動であると思うのです。

その次に共感や恋慕や目標や支援などがその消費の後ろにマーチのようについていくような、少なくとも私はコンテンツを節度を保ちつつ美味しく頂きごちそうさまを言うことが推しを推すことであると思っている。


だけれど育児を終えた世代で初めてオタクになった母親は少し違う、恐らくそこに一番に来るのが支援で。

それはいい大人としての第2第3の息子か孫を見つめる眼差しと、余裕のあるファンにしかできない行為というものがあるのでしょうが、全ての推し活の1番の目的が支援に繋がっているというのが私には理解が難しいのです。

AKBがかつて議論を引き起こした、CDに伴う人気投票券や握手会券とオリコンバグと権利目的の多売は既に尽くされた話でありましょうが…一周回ってCDを大量に購入しているだけでトホホな話ならわざわざブログになんてする必要はない。

むしろ私の親は推しにほとんど金銭を費やさず、イベントに行っても物販で一品、リリースシングルは飾るために一枚という静謐ぶり。

じゃあ何をしているか?youtube及びサブスクリプション各種の回転をなによりも重視し、Twitterで特定のワードを特定の時間に連投することでトレンドに入れるため下書きにひたすら言葉を連ねている。

そして同好の志持つものとグループDMで集い、リンクからしか飛べないクローズドなリストや多種アプリを組み合わせて1番再生数を増やしyoutubeの定期的な再生数修正力に抗うための「統計」を日々行なっている。

ついにはそれの結果を公式にメッセージとして完全な好意で送ろうとしているらしい。


テレビに出るようなアイドル公式にネッ凸するだなんてvtuberに自発挨拶リプライだけで動悸と眩暈がする私には例え好意でもよくわからないけれど、母は確かにそれが1番推しのためになるのだと考えている。

しかしその統計をするのは、多く私の役目であり活用しているExcelも私が裏でうだうだ言われながら計算式を打ち込んだものであって、いくらありがとうと言われたりお礼にと食べ物をもらったところで、精神的なわだかまりは残っています。

私がなぜこんなに複雑な気分で文章を打っているかって、今日そのyoutubeの同時再生を統計で私がヘマをして、ひどく説教を食らったせいで。

プログラマーが上から言われなかった要件定義を言ったはずだと後から怒られるようなミスをしたのだと思って下さい、私には伝えられていないことで今回の母親の統計はポシャってしまいそれで深夜0時に母さんカンカン、言い返したい全てを押し留めてひたすらにいつも通りに謝って、深夜。

母親がこれでみんなに迷惑をかけるでしょうと怒っている、なら自分でやればよかったでしょうにどうしてとも言いたいけれど母からすれば私の手柄は母親のもので私のミスは母親のミスになるのでしょう、インターネットなんかやめて地元のボランティアに戻ってくれ私に他のコミュニティの責任まで負わせないでくれと心の底から祈っている。

そもそも好きな曲を無音で大量に流すことがどうして愛であるといえるんだよ?

生活を捧げてまで再生数を稼がないと支えられないグループを本気でこれから何年も推していけると思っている?

ニコニコ動画なら工作のタグをつけてしまいたくなるようなそれを…。

いえ、人の信じる道を娘がどうこう言ったって無駄です、経験があります。


私の親には私を適切な年齢まで育てた恩があり、不安にはなってもタコピーほどではない今までとこれから終の戸建てを買うつもりだけどまさか出て行かないよね?のプレッシャーがある、ただオタクは現状部屋の殆どが本棚であり冗談抜きでもうどこにもいけないのも真実。

毒親の家を脱出したことを意気揚々と語る可愛い服の絵描きの年上オタクをボーッと眺めるだけの社会人内定身分。

感情の豊かさを多くデメリットとして悩む私を作った母親は更に感情の起伏と声と誇張が大きく、近年は父を小馬鹿にしてはよくわからないことで私たちを叱りそしてはじめてインターネットとオタクを始めて。


最近になって人の幸福を祈ることもエゴだと思い始め全てはただ存在する事を吸うことしか無いと考え始めた私からすれば、母親の推し活は逆にTwitterをはじめたばかりの中学生のように若々しくてまだ自分がインターネットで何か物事を革命できると信じているのかもしれない、私もうごメモからこちらは少し自分の可能性とか何かを信じていたけれど、今は推しへも世界へも自分では好影響も悪影響も与えないであろうというぐらい全てを明るくそんなものだよと軽く消費するライトなオタクをしている。

母親はいつか自分がインターネットで割と何者にもなれないことに気づいてくれるだろうか、あまり考えたくないけれど誰かのためにと行なったことが全て不祥事などで裏目に出たり裏切られたりした時に、推しを失ったり肯定できない物事が起きた時、一体その成熟した人生経験で何を考えるだろうか。


ああ、でも人は笑顔でいると寿命が伸びると聞いたな、なら母親の人生は長くなってその分のマイナスを私に貰えているのかもしれない。

純粋に一番最初に誰かをマイナス感情全くなしに好いている時しか出ないインターネットハイみたいなものをしているのかも。

これって私がカゲロウプロジェクト中毒だった頃の客観視なんじゃ…?


オタクは生き方でインターネットは住処。

私は歪んだ骨盤とオタクの諦念を抱えてどうせ社会人になってTwitter辞めようとしても、新しく裏アカでも作るに決まっているというぐらいにはこのネプリーグのラストステージくらい極端なトロッコレールを修理することは諦めています。

自分は社会と現実のジョブ的役職以外は何者にもなれず、ただ毎日のように生産される美少女コンテンツを啜って人生をやっていくんだろうな、現実の辛さを全部誰かの創作で誤魔化す優しさはこれからどれだけに気が狂って理解のある彼くんがスポーンしたところで代替は必ず効かないでしょう。


私は母がアイドルを推してTwitterの個人アカウントを持ち始めた頃は、政治や陰謀論や宗教でインターネット徒党を組まれるよりかはいくらかマシかと思っていましたが、まさかここまで思想化して割を食うことになるとは。

本当はもっと言及したい詳細な勘弁してくれポイントは数多くあるものの、それをいうと私が母親の推しのアンチみたいになりますからどうか詮索は控えてください。

別にそのアイドル自体は普通にすごいパフォーマンスグループだとは思うけれども、毎日毎日聴き過ぎて飽きとうんざりとノイジーさが上に来て、それでも頑張っているこの人達自体はは何も罪はないから耐えるんだという気持ちで大人の平らな対応をしています。

同じ曲を何度も聴き続けている(youtubeはブラウザ内リピートが再生回数に含まれないのでリスト化する)はずなのに、なぜ親は一切飽きるそぶりもなく好きを繋いでいるのか、それが愛なのでしょうか、きっと私には無いものですね。


形はそれぞれでしょうがせめてみなさんの愛は出来る限りご自身の手で、そして関係のない人を巻き込んで過剰に害さないでくださいね、人都トトというよりもオタクとインターネット駆け出しの親をの持ってしまった娘からのお願いです。

でも最近流行りの黒人民族にお祝いを代行してもらうやつは結構おもしろいですよね、やっぱり私にはまだお気持ちは早過ぎたみたいです、たはは!


おやすみなさい。

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2022/2/6

  こんばんは、人都です。 お久しぶりの更新ですが、またあまり快いことを書かないことを許してください。 本当にこの場所が肥溜めのようになっていることを案じてこそいますけれど、本来は絵よりも文のほうが気楽な私には重い悩みは絵にぶつけるよりも書き出す方が安眠剤になるのです。 私の親が...