2021年5月11日火曜日

2021/5/11


こんばんは、人都です。
ニコニコを見ていたら広告にTHE FIRSTTAKEが出てきてもうそれはYoutubeじゃんと思いました。
Elonaは本当に無軌道で鬼畜なゲームなのになぜか時間が吸われます、アンインストールした方が身のためかもしれません。
でも死にゲーって楽しいんだよな。
今日は学校の課題を終わらせてオンラインの説明会に出席していましたが、新卒採用なのに経験者しか求めてこない仕様で時間を返して先にそういうことは書いてと脱力していました。
本物の才人なら大学生でも個人でアプリとかサービス作るんですかね、Twitterでしか見たことないよそんな人種…。
朝は菓子パンで昼は米、夜は牛タンを食べました。
ああ、何があってもウサギはやっぱり好きになれない、そう思うこともありました。
坊主が憎ければ袈裟への憎悪も増すのです。

そういえば、「Nemophila」という四日前に投稿されたとあるミュージックビデオは見ましたか。

芸能界屈指のオタクで有名なキスマイの宮田くんと一ノ瀬トキヤさんのしっとりとしたデュエットナンバーを。 
一ノ瀬トキヤ…「うたプリ」のキャラクターであり、作中のカリスマアイドルであり、CVは宮野真守。
つまり完全な「創作のキャラクター」とジャニーズ事務所のアイドルが同等の立ち位置でコラボする、という驚きをもたらした一曲でもあります。

最近では漫画やアニメ、またボーカロイドのようなオタクインターネットなカルチャーやそこからの出身者がメインカルチャーで猛威を振るうという事が幾分増えたように思えます。
渋谷の看板だって最近行ったときにブルーピリオドと呪術とかまどかもあったことがありますからね、それはもう日常の中にある。
だけれども、そういった作品の類が取り沙汰されることが増えたけれども、未だそういった「被造物」をどう扱うべきかといった手順と言うのはあまり焦点の当たっていない分野なのではないでしょうか。
ちなみにこの被造物という言葉は別に私の急ごしらえの言葉というわけではなく、れっきとした宗教的な専門用語としてWikipediaにも掲載されており、別名ではクリーチャーという事もできるそうで。
よく考えてみるとクリーチャー(creature)とカルチャー(culture)は何となく語感も似ています。
クリーチャーという言葉には元決闘者的にはモンスターの容姿が連想されますが、海外ではアニマル等とも同意義で使用されているのは何となくキリスト教的な思想が絡んではいないかと勘繰ってしまいますね。
話を戻しましょう、宗教的意味ではこの被造物という用語は神により創造されたものを指す意味で使用される言葉であり、主に生物に対して使用されることの多い言葉らしいのですが、私的には作者により創造された紙面及び創造上の生き物、つまりキャラクターも一種のクリーチャー及び被造物に位置すると思っています。
そしてそれは私たちとは確実に交わることのない、物語という世界でしか生きられず無意識の中で人権無く扱われるという運命を背負った有象無象であり、覚えていてもらわなければ存在をできないという脆弱性も抱えている。
私たちはそれらを尊び、愛して、抱きしめるような空想すら抱いているようで一方的に壊すことも、性的暴力を食らわせることも、適当な批判で存在の否定もすることが出来る。
そして書き殴るように生み出して、キャラクターの創造者として支持を集めるちやほやの道具として行使され、味がしなくなれば人々から忘れることで殺し続ける。
だからこそ、キャラクターをそのキャラクターが持つストーリーや身分、性格を尊重して同次元に存在させることはきっととても難しい話ですし、たぶんこの思想は一般人からすればただの気の触れた創作物に隷属するなにかです。
たぶん、バライティ番組で雑に呼ばれた鬼滅や進撃関連の声優が「あの子の声やってくださいよー」と言われ続ける限りは理解の難しい話でしょう。

ああ、創作物は非実在で、現実は地続きの生命体の触れる町並みです。
さすがにそこは間違えません、フィクションとノンフィクションの区別ぐらいはつけられます。
声優もイラストレーターもモデラーもその他もろもろ紙や技術に絡まる人々も全てはその被造物を生成する重要な創造主の花々です、それは尊敬しています。
ただ私たちが、二次元のオタクが夢を見るのはキャラクターと物語であって論理的ではないと知りながらそれらを只人のように扱うことを心のどこかで望み、そして何度も一般の人の手で客寄せのパンダにされるたび新しい供給を喜びながら裏切られてきたでしょう。
だからこそ、今回のあの曲とPVは何の前置きもパッケージングもなくさらりと、まるでただの同じ世界線でアーティストをしているのが当然というように扱われていたことが嬉しかったのでした。
ちなみに私が一番好きな乙女ゲームは「アルカナ・ファミリア」です。
イタリアのマフィアは…パンピーには扱えないわな…はは…。

そんな感じでした。
ファンアートに反応をもらえてうれしかったので、今日はこの幸せのまま眠りたいです。
それではおやすみなさい。

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