2020年11月3日火曜日

本の感想の感想とお酒と大人

 こんちは人都です。

11月になりましたね。
布団がもう1枚ほしい季節になりました。
やっぱり2020年は1年が特に早い気がしますね。

私は先月、神保町の古本祭りがない代わりにセルフで本を読みまくり感想を書きまくる強化月間を慣行していました。
結論から言えば、それは25日まではなんとかやりきることが出来たのですがそこが限界点になってしまいましたね。
内新規で読むことの出来た冊数は12冊ほどでした。
思っていたよりもずっと少ない量しか読めませんでしたね。

ちなみに、ブログ更新を断念したその日はお酒及び健康状態をやらかして完全にダウンしていました。
本をたくさん読むためには健康状態をどうにかするべきだったっていう英知とオチです。
やけくそのようにまいにち9度のお酒ばっかり飲むの、マジで良くないですが。
薄めるタイプのレモンサワーを飲んでいたらこどもっぽいと言われたこともありましたが、よくよく考えればこどもはまずお酒を飲みませんし、人に何か言われて飲酒スタイルなんて変えてもなんもいいことありません。
お酒でドロドロになりながら作った案なんて9割シラフに勝たんですし……。

ああ、これは大学受験の手前にモンスターエナジーに浸かった大人をかっこいいって思っていたころと同じですね。
結局あの後はマジでおこづかいを侵食するレベルのカフェイン中毒になりかけてから、やっと後悔できたんですけれど。
私は絶対にたばことかギャンブルに手を出したらいけないタイプの人種でしょうね、自分で自分のことを全く信用していませんから。
それにしてもワルはかっこよく見えてしまいます。
でもワルに向いている人間と、向いていない人間がきっといるのでしょうね。
社会規範を外れず、誰にも嫌われず、経歴に傷のつかない程度に変な人であり続けたいですが、結局一番無難なのは上手に社会の歯車になるための転がりを行うことです。
全く何が個性なんだか。
私21年間マジで何をしてきたんでしょう。

お酒程度で絵も文も読書も全部がかすんでしまうなら、私の売り込む趣味は何なんでしょうかね。
別にかまってほしくてこんなクソ便所に湿った泥を書いてるわけではなく、私は自分の考えは文に起こさないと全部積極的に消そうとしてしまうのでキーボードで残す以外に何もないんですよ。
そういう訳でそもそものブログを書いていたわけですが、おおよそどれだけ速読をしても最低トータル5時間は隙を確保しないと1から無知の本の感想を書くのは難しいという事は分かりました。
読んだことのある本なら1時間でどうにかなるんですけれどね。
昔よりずっと創作人物の感情を読み取ったり推理をすることが下手になったみたいで、時には二度読みをしないとブログとして出力できるまで物語を噛み砕けなくなったようでした。
これじゃあまるで読書というより、本を買い集めること自体が趣味のようです。
Amazonで買った本がパッケージのまま机に平積みなのは良くないんですよ。
いよいよ私の強みってなんだ……。
考えれば考えるほど弱みしかわからなくなっていきます、ああ。
どうしたら世間一般の清楚や強い女になれるんだ。
どんどん近づいていくものがつまらない真面目か不安定なメンヘラになっている気がします。
でもここから転じてつまらない不真面目になるといよいよ一般社会にも居場所が無くなりそうなので、真面目でいるだけ維持が正解だと思うんですけれどね。
常識という言葉は学生の頃に植え付けられた当然から成立するというような誰かの賢い言葉をどこかで聞きましたが、私のそれはもう砂肝ぐらいの感触があります。
それだけ何をするにも正気を失うことが出来ません。
自分を個性的だと思っているつまらない人間を見るのはすごくつらいですから。
正気を失えるのはアルコールをバカしたとき、貧血でぶっ倒れたとき、そして創作物に夢中になった時だけです。
だから創作物は尊いです、正気も常識も全て失えて私を熱中させてくれます。

毎日本を読めていた頃に戻ってしまいたいですね。
別に量が多ければ多いほど誇るようなものでは決してないのですが、自分の趣味と言い張れるプライドの最終防衛ラインだけは守っていたいものです。
自分を他人にアピールする際にパッケージングするための装飾というわけではなく、本気で本を読めなくなって消費者ですらなくなり何もインプットできなくなったら今後空想ですら愉快なことをできない人になってしまう気がします。
オタクが何らかを消化できなくなって後に残るのはやけに早口な耳年増と、過去のコンテンツの回顧しかすることの出来なくなった一人ぼっちのオトナ帝国の住人です。
歩く姿がコンテンツになるような存在には、輝く神様やアイドルにはもうなれないし、なる努力をして来なかったので、せめて私らしさの最期の砦だけは守っていようと思いました。
果たせなかった感情や夢のぶん、技術も姿もつよつよですてきな推しが輝いてればもう何でもいいわ……。

という事で腐った就活生の10月ブログチャレンジのエピローグでした。
そんじゃね。
人都でした。

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