2021年3月7日日曜日

2021/3/7

 

こんばんは、人都です。
今日は9時ぐらいに起きて、就活のリアルイベントに行き、帰りはBOOKOFFでまた本を買いました。
これは私なりのBOOKOFFの楽しみ方なのですが、ある程度時間の縛りのある時は漫画コーナーは見ずにそれ以外の小説や実用書、雑誌のコーナーなんかを先に見ていくことをおすすめします。

古本屋を好んでおきながらの免罪説にはなりませんが、すでに知っていて好きな作家や漫画家の作品は本屋で買うのが絶対の最善だと思います。
残念ながら、私の周辺の本屋はある程度流行っていたり新しい本なら取り扱いがありますが新しいオモシロの発掘には妙に向かず、むしろ本屋のスペースを文房具売り場が徐々に食らっているぐらいで。

古本屋、それは当たり前ですが誰かがいらなくなった本が無作為に店に集まっている空間で、どう考えても一つ欲しい本を心に決めて向かうには正直無謀な店舗です。
わたしにもありますよ、お小遣いが限られる中でどうしてもポピーザぱフォーマーの当時発売版コミックが欲しくて店員を困らせた記憶がね。
あの頃はBOOKOFFに行けばすべてがあると思っていた。
いやあの場所は割とすべてはあります、物質としてあるものしかないだけで。
ある種のジョークとして、電車のつり革広告は「毛を生やせ」「毛を抜け」「英語習え」なんて揶揄されますが、マーケティングの嫌な基礎は他人を揺さぶることにある事は確かです。
君は本当にそのままでいいの?
変わりたいって、思ってるんじゃないの?

そんなことを思っていない奴はたぶんいない。
多分私も君もそんなことは分かっているけれど、そんなことを考えても目の前のタスクが片付くわけでもないのだから忙殺という形で不安をかき消して自分と自分の立場を信じる。
そしてそのような自制の隙をふと目を奪ったキャッチコピーや共感という形で揺さぶって、するりと新たな「課金」をさせようとするのが、ある種の言葉の魔力と言われるものでしょう。
私だってあんまりこんなことは書きたくない、なぜなら私にとっての恐らくの才能であり一番の得意な物事は「言葉を綴る事」なので。
受け止めたくもないけれど、基本のコミュニケーションや他人を推し量る能力が基本的に他人よりも無く、そして他人に誇れるほどの技能もない私にとって多分唯一優位に立てる表現の方法が言葉であるのだから。

BOOKOFFの漫画では無い百円コーナーにはそんな言葉がとにかくたくさん並んでいます。
ビジネスでも美容でも育児でも、みんな不安でその中でもきっと特に不安になるような単語をたたえたキャッチコピーがラベリングされて一度誰かに必要とされ、そして売り飛ばされてこの棚に収まっている。
一度だけ私は中学生の頃に、BOOKOFFでは無い一般の本屋でキャッチーな表紙の引力に魅入られて勉強の指南本をそういったものの中から購入しました。
中身を見ずに買った私も悪いのですが、その中身はほとんどが他の参考書へのリンクを飛ばしただけのような、その本では何も解決はしないと笑われているかのような、そんな内容で。
言っちゃえばそれは宗教の本でした、勉強の方法が知りたくて投げた金は終盤にかけての聞いたこともないようなでっち上げのオカルト精神論のために吸われてしまったのでしょう、不安を煽ってガキでも騙して金稼ぐなんて地下二階も呆れそうなほど低俗の中の低俗だ。

まぁ、こんなエピソードでも笑い話にできるのですから本というものはドーズな私が言っても信用に足りませんが、そんなに無駄になることはないと思っています。
その文字がどれもその瞬間に認識の間を通り抜けて単純な知識量だけではなくて、言葉選びの倉庫やシチュエーションの場面を増やすことに繋がって、最悪その文章が嫌に拙くても半面の教師への投資にしてしまえばいい。
多分映画とかも好きな人にとっては似たようなカテゴリに入ると思います。
音楽とか漫画とかアニメとか、たぶん人にとって「こんなんなんぼあってもいいですからね」って枠が多分存在する。
そしてある種の悪意や教化の意思が重く一般人にとって付け入る隙があるのなら、きっとそれはそんなカテゴリの中に紛れてしまうと一番多分性質が悪くなる。

口は悪いでしょうし、多分BOOKOFFからすればいい迷惑な考え方でしょうが百円の玉も石も混合な棚の中にはそんな魔力を持ちかねない本は確かに並んでいます。
知らないという事はコビット関係に対して基本的な科学知識の無いため踊る人のように、新たな手段や思想への抗体を持たないという新しさへの魅力に惑わされる隙を増やしてしまう。
そんなにこの世は分かりやすくもないし、だけれど他人の言葉で示されないといけないほどノーヒントでもない。
「現実はゲームではありませーん!ちょっといいことあったとしても、それは強めの幻覚でーす!」
ちょっとふざけたようなバンドの歌詞の引用ですが、的外れでは無いような、私たちの不安はまどかが最終回で打った矢のように晴れるものでは無いんです。

BOOKOFFの漫画コーナーなんてだいたいどこの店も同じようなコミックが並んでいますから、暇つぶしはともかくとして知らないことの発掘には向かないような気が勝手にしています。
知らない思想を古本屋を利用して存在を無害に知っておく、今日のブログはそういったあくどい流行の把握手段があるっていう告白です。
私が人を間違っても言葉の魔力を使って惑わしたりしないための文字の自戒でもある。
私は世界を楽にするよりも今の楽しさの方が大切だから、そんなことはきっとしないはずですけれどね。

今日はマギアレコードの対人戦はやっておいただけで、イベントから帰った後はほとんど死んでいました。
単純に遠いところだったこともあり、自分でも気づかないぐらい困憊していたらしい。
スーツをハンガーにかけて風呂には入ったものの、そこから布団に倒れてしまって気が付いたら夜も夜。
朝は豚汁、昼は遅めにてりたまを食べて夜は鍋。
おやつは梅味のガム。
アニメと映画は見れませんでした。
目を覚まして飯を食べて中途半端な絵を終わりまで持っていったら、もう見る時間が無くなってしまった。
ああでも大河ドラマと「天国と地獄」は見ましたよ、ドラマは割と常に何でも見るんです。
あとは魔法少女育成計画の最高な女に最高な声が付いたので踊りました。

明日は朝の散歩に行きたいけど、今日の夜はよく眠れそうな気がするので望みは薄いですね。
おやすみなさい。

0 件のコメント:

コメントを投稿