2020年11月25日水曜日

25,青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

 こんちは人都です。

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない (電撃文庫) 鴨志田 一 https://www.amazon.co.jp/dp/4048664875/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_xSETFb45Z0E7G

珍しく新しいラノベに手を出しました。

何故かといえば、見てもいなかったアニメ版のエンディングテーマである「不可思議のカルテ」という歌が単体で良すぎて。



あと、少し前に引退されたにじさんじのバーチャルライバー「出雲霞」ちゃんが最期の最後の歌枠で歌い上げた曲でもあります。

かざちゃんもピアノアレンジで歌ってます。

曲にいろいろな人の思い出がカルボナーラみたいに絡むから、感情ってぐちゃぐちゃにいつもなるんです。

あまりに曲が良すぎて、あと好きな子の一つのエンディングテーマとなってしまった事実が重たく、原作を読んで感情を消化しよう、と思い至ったわけです。

鴨志田一さんの作品は「さくら荘のペットな彼女」だけアニメで見た程度なので、ほとんど無知です。


全てに対して非常にデリカシーが無く、過去の経験からデジタルデバイスを持ち歩かない対人能力が極端な高校生男子・梓川咲太はある平凡の図書館の中で、スレンダーかつ扇情的なバニーガール衣装を見事に着こなす異常な美少女を瞳に捉えます。

図書館に扇情的なコスプレ女など存在して良いはずがありません、公共の場であり秩序と活字が支配するその無口な施設の中でその少女は際立った異物でした。

それなのに本棚や机、図書館の利用者たちはそんな野生の異常者を気にも留めません、無視をしているとか見ないふりをしているとか、そういう範疇を明らかに超えて。

まるでその姿は主人公である咲太にしか視認できていないかのように。

見つめれば見つめるほどに不可解です、そのスタイルに負けず整った顔面は記憶さえ正しければ自分と同じ高校に在学している先輩と確かに同一で、かつて各種メディアに引っ張りだこであったステージを降りたはずの少女にあまりにも似通いすぎています。

彼女は自分に気づいた唯一の青年におちょくるように言いました。

「君にはまだ私が見えてるんだ」

彼女の恥知らずな検証実験は、確かに一人の無礼な男の子を釣り上げました。


この世界にはすこしの不可解な事象が、ネットワークの発達した世界においても透明にそして確かに存在していました。

誰もが見なかったことにする異常、医者ですら気の違えと誰もが判断する原因を提示できない傷害。

咲太はその、一瞬青春特有の妄想にも思える現象を「思春期症候群」と名付け、実際に被害に遭遇した(と想定される)自らの妹の為に向き合おうとしていた経験を持つ青年です。

彼の母親はその妹の道理の通らない奇病で精神に異常をきたし、父親に付き添われながら自らも療養を行なっており、まさに家族を破壊してしまったのがその「青春症候群」であると咲太は睨んでいました。

そして彼は「バニーガール姿を見た」という言質を掲げながらその症候群を調べる立場から麻衣に一つのある提案を行い、伴って生活に困ってしまう程不可視な彼女の日常に沿ってゆくこととなるのです。

誰にも認識されない彼女、誰にも覚えてもらえなくなっていく彼女、忘れられる彼女。

こんなに世界は広いのに、いつの間にか、麻衣のことを知っているのは咲太だけだと言わんばかりに。


なんというか手に取るのにタイトルのパンチが強すぎますが、作内でバニーガール姿の先輩は本当に冒頭の一度きりのシーンにしか現れませんよ。

「青春ブタ野郎」である主人公は、青春特有の達観臭さを持ち合わせつつ本当に誇張なく人に配慮を払いません。

どれぐらいかといえば、イラついた女子生徒に対してノータイムで「生理?」って聞くぐらいの癖の強さ。

見る人が見ればカンカンに怒られそうな彼のキャラクターですが、転じていうのなら人が誤魔化すようなことに対しても無鉄砲に容赦なく行動に起こすことが出来るという無二の長所があります。

この本のメインヒロインにあたる「桜川麻衣」もなかなかにアクの強い偏屈で複雑なうっとおしいほどに一筋縄ではいかない女の子、なのにそんな非合理さに魅力を感じるのがライトノベルの魅力でしょうか。

前半までの内容は良くも悪くもラフな文体かつ、甘々妹に勘違い暴力少女、白衣系ふしぎガールとカリスマな元子役の高嶺の花な先輩といったヒロインテンプレートをしっかり一巻で提示する日常学園ライトノベルです。

文調も軽いですし、主人公とヒロインの掛け合いはラブストーリーというより漫才でテンポがとにかく良く、そのせいもあり後半にかけて問題が深刻化していく状況が胸に刺さります。

ところどころに大抵主人公のせいでお下品な言葉はありますが、実際の描写にはスケベは少なくどちらかといえばセカイ系風味の青春SFボーイズ・ミーツ・ガールです。

ただしSFとはいっても、その問題の原因や伏線が深く解明されるのはまた続巻の可能性がありそうです、とりあえず腑には落ちますが都合のいい困難って言ってしまえばそれまで感は若干あります。

そして、わたしって生き物は「非実在の女の子」ってモチーフにめっぽう弱い。

バーチャルにかぎらず「君には私が見えるんだ?」というシチュエーションにそそられないわけがない。

空気は無くなってしまえば息が詰まるのに眼中には入らない、だけれど絶対に必要な。

見ていなければ忘れてしまいそうな存在、すれ違う二度と会わない人にもあるはずの人生。


結末のあれは二巻を買え!ってことなんだろうな…。

あと加えるなら、作品舞台がしっかりとされておりいわゆる聖地巡礼も容易そうな部類の情景描写が多い作品ですね、アニメもにわかから見ても分かるほど丁寧なロケハンがされていそうな緻密さです。

現実と二次元の融合は古来より五億点とされています。

あー非実在の女良い…わからん、シンプルに私の趣味すぎて本の感想がブレブレです。

次の給料日に続刊を買おうと思います。

この本を読んでから不可思議のカルテの歌詞がふわっとしたエモ以外にも、原作を踏襲した裏打ちがある名曲だと分かったので、良い曲です。

人都でした。




2020年11月15日日曜日

メントスコーラは秋の季語

こんちは人都です。

秋も深まり冬用の布団がもう一枚ほしくなる季節になりましたね。

今日はちょうど今の一年前ぐらいに衝動でしたある事について綴っていこうと思います。

私は一介のサブカルクソツイであることはこのブログを読まれる方ならある程度察されると思うのですが、基本的にはインターネット以外で感情のままに行動はしないタイプですしそんなに派手な行動をすることもない人間です。

堅実に課題はこなしますし、真剣にアルバイトもするし。

その分、たまに変なことをしたくなることがあります。

それが、メントスコーラです。

見たことはあっても、自分でやったことあります?

人は疲れるとネコやエロを求めるといいますが、その時私は爆破を求めていました。

ついでに推しのVtuberはメントスにコーラを入れて空を飛んでいました。

そしてただでさえクソの職場と、推しの人外マイナーゲームのサービス終了で心が死滅していました。

あと一応絵描きとして頑張ろうと思った矢先に、王水のネタツイがバズってままならぬ世を嘆きました。

いまは使えるものは全部使っていいと思ってますけどね。

そうです、嫌なことは全部ごみ箱に捨てちゃえとどれみちゃんも歌っています、だったら爆破してもいい。

この先にめんどくさい就業のしがらみとか、大人っぽい風貌になりきってしまったらいつコーラを爆破できるでしょうか。

ですから、大学生のうちに私はコーラにメントスを入れることとしました。

そしてさすがに1人で実行すると虚しいので約1名共犯者を用意します。

すかたん大佐とかいう私が認めた双方の推しや知識物は何となくわかる癖にあんまり双方を知らない変人です。

得意なことは油そばとレトロゲームと地下芸人、あとインターネット老人会所属で名前も知らん生まれる前のテクノのCDを押し付けてくるホラーの趣味が合うだけの、超無軌道的人材です。

推しに理解のある友達は宝、「魔女見習いをさがして」もそう言っています。


大学の一限をこなして、買い込んでいたありとあらゆる味の6種のメントスを持ってギターを持ったお兄ちゃんがうろうろする街の集合場所に向かいます。

コーラは大佐が自前で100均のクーラーボックスに入れて持ってきてくれました。

もちろん、ただコーラにメントスを入れるだけならそこらのYoutuberはやりつくしているでしょう。

シャリコーラをはじめとしたゲテ。
エナジーを押し出したもの、チェリーコーラ、いちごコーラに黄金のインカコーラ。

インターネットに観測できないきっと誰もやったことのないものを集めて、検証実験を行いました。
これらを発案して自分で集めてきた大佐の情熱と、マジで重かったやろという若干の同情がすごかったです。
液体の出費もあっち持ちです、発案とはいえ積極的にそれをするのはもう狂気だ、別にネットに流す予定もないのに。
やらないとはいえ、「王水 メントス」で検索もするな!
もちろん、一通りの実験の中でトレーに流れてしまったコーラだったものや関連した犠牲の液体は地には捨てずに取り置いてちゃんとした自前の手段で捨てました。
見てこのクソドブ色、ごめんね。

①チェリーコーラ
まずは寄せ集めた中では一番まともなコーラであるチェリーコーラでまずメントスコーラのアベレージを確認します。
動画を貼ろうとしましたが、上手くいかなかったのでスクショだけ。
一粒入れると間を持たせずに泡が噴射、というよりも事故った炭酸にありがちな溢れをおよそ20秒程度見せました。
ふーん、これがメントスコーラですか、地味ですね。

②シャリコーラ
こいつはコーラなのか?
味に感想が持てない、くら寿司の問題作ですね。
どっちかって言うと甘酒炭酸。
これ買うためにくら寿司に行って寿司も食べてくるのは、どうなんだ。
一粒入れてみたものの反応が芳しく無いため、二、三粒投入します。
すると、噴射するわけではなくじわりじわりと水面が上昇し始めます。
その挙動が本当にねっとりとしているため、若干の動揺が走りました。
そしていよいよ溢れるかといったところで、外気に触れるとそのシャリ水泡はぷつりぷつりと液体の感触を持たずに自滅し、後続も延々とそれを繰り返して静かにその内液を垂れ流しやがて再び泡を生み出してはゆっくりと破裂させるのです。
比喩をするなら、スライムの誕生風景やマッドサイエンティストのビーカーといったところでしょうか。
不思議なことにこの反応は米の粘りのせいなのかゆっくりと粘り強く、跡切れを見せたのは
一分を越してようやくでした。
面白半分に追加でメントスを入れれば再度持ったりとした反応が継続できます。
大佐は悪魔城ドラキュラで見たと言っていましたが、未履修なので分かりません。
ふざけた末路に残されたのは便底に大量のメントスを湛えた得体のしれない液体ですが、スタッフによってえづきながらもおいしくいただきました。
みんなはやめようね。

③インカコーラ
ゴールデンコーラ。
視覚的王水。
大佐がおすすめしてきた、ペルーではコカ・コーラ以上に人気があるらしい炭酸飲料です。
その色はパッケージに違わぬ、キンキラキン。
ちょっと癖のある味ですが、まずくはないです。
まあ一年前の味覚記憶なんて朧気ですが。
三粒ほど入れると若干水面が上昇し、気体は上がってきたものの一向に反応を見せる気配がありません。
やけくそになり、そこから四粒ほどメントスを入れると爆発とは程遠いものの缶の中では得体のしれない何らかの派手な反応が起こりビビります。
ですが、一向に理想通りに溢れない。
なんならシャリコーラの方がメントスコーラとしての挙動として倍ぐらいの合格点を出しています。
まさかインカコーラよりもシャリコーラの方が、コーラなのか。
シャリよりコーラではないのか。
コーラはなにをしてコーラなのか。
理性的に考えれば何かを見出せるのかもしれませんが、この時の私たちは予測不能な挙動に半分ぐらい引きながら「なにこいつ…」という目で見ることしかできませんでした。
シュレディンガーの缶の中では確かに何らかの反応は起こっているようなのです。
そして底には砂糖菓子が溜まり、後始末に若干げんなりとします。
求めているのは爆発のはずなのに、今のところしている事は本質的に線香花火です。
この時点でだいぶスタッフの胃はコーラです。

④クソデカいちごコーラ
         
これも知りません、大佐が持ってきました。
いちごなのにポップじゃない、存在がふとましい。
味も覚えてない。
そもそもの話私はいつもペプシしか飲みません。
絶対ペプシの方がおいしいよねぇ。
量という意味では一番派手な演出が期待できるのではないかとワクワクしながら三粒ほど入れると、画像のようにでろでろと泡が垂れ流されました。
意外にも射程はなく、ゼロ距離で源泉のように泡が溢れます。
絶妙に「ギリ顧客の求めていたもの」という空気が周囲に充満します。
これは妄想の範疇で想定されていたもの。

大佐「今日はもうこれでいいか!」
私「これでいいよ!!!」

音声だけ動画に残っていましたが、言い方は完全に漫才を〆るときの「もうええわ」のそれでした。
遠くに鳥のちゅんちゅんと鳴く音が聴こえます。
残されたのはクソデカコーラの八割の残量でした。
自転車が横切ります。
地面には枯れ葉が、紙コップには何もしなくても見知らぬ虫が入っていました。
あまりにも奇をてらいすぎました、奇をてらいすぎて深夜番組の没になった企画のような雑味のクセとその余韻だけがペットボトルに残りました。
エナジーコーラはどうしたんだっけ、覚えていません。
その頃にはもう正気は帰ってきていました。

麺食って帰りました。
これはこれで楽しくはありましたが、なぜYoutuberやインターネットはシャリコーラにメントスを入れないのかはよくわかりました。
あらびき団でキュートンを始めて見たときの気分です。
癖しかなく、どうやってボケようとしても人はツッコミにしか回れない時があります。
インカコーラに無くシャリコーラにあったものはいったい何だったのか。
それは知る由もありません。
それでも武蔵野の油そばはおいしくて、とてもよかったです。
小学生の作文フォーマットは偉大です、すべてを良かったで内包することが出来ます。

それがおおよそ一年前の思い出でした。
結局日常に危険なく爆発を生み出すことは簡単ではないことは分かってしまいましたが、それでもなんとなくたのしかったなあとは思います。
でも今度は危険のない自爆装置を作れたら、楽しいとは思いませんか?
当然バーチャルじゃない話でね!
私は楽しいことの為なら労力と勉強は惜しまない性格です。
そして自爆にも興味があります、当然自分を傷つけない範囲で!
もしその壊すためのスイッチを押す日が来たら、またブログに起こしてみたいと思います。
完全に大人になりきる前にこのコロ助な状況でどうすればできるかな?
変なことは考えるだけでも、辛いことをうやむやにしてくれます。

それじゃあね!
人都トトでした。


2020年11月6日金曜日

スマホのゲームの話する?

 

こんちは人都です。

今日はアプリゲームの話をしようと思います。

1、#コンパス


一番長く続いているゲームです。

主にリリカを愛でるのとテスラで罠3ムーブをするために続けています。

ただランクはここ最近ご無沙汰で、コラボも目ぼしいものがないので放置気味です。

対人で煽り煽られることもままあるので、心に余裕がないとやりにくいんですよね。

でも変なところで尖っているのは好きです。

なんだかんだ嫌いになれない枠。


2、どうぶつタワーバトル



まるで将棋だな。

まだ続けてるの?というのは無しです。

意外にもちゃんと素早いマッチングは出来ているんですよ。

実は今でもこまめにアップデートがされていて、時折新しい動物が追加されたりと環境の変化という概念がゆったりながらもあったりします。

それに対戦ゲームだけど煽られ要素がなくてストレスがフリーなことも大事。


3、コトダマン



のじゃロリおじさんを追って始めたら、いつの間にか続いていたゲーム。

文字を並べないと攻撃が撃てない仕様から、単なる強パではなく「い・う・ん」をどれだけ混ぜ込むか、ボスの弱点ワードをどれだけ量産できるかという編成が五割の難易度を占める進化系もじぴったんみたいなパズルゲームです。

なので、割と頑張ってイベントとかガチャ回さなくても戦略と育成をいじればぎりぎり勝てるバランス感が嫌いじゃない。

私は元来オートじゃない周回が基本的に苦手なのですが、素材集めもマルチに切り替えるとだいぶ軟化してくれます。

長生きしてほしいゲームの一つです。


4、マギアレコード



愛すべきクソレズ魔法少女ヤクザゴリラバトル。

二章に突入してからというものの、本当にヤクザ抗争ものになりつつある魔法少女まどか☆マギカのスピンオフ。

まどかはある程度ご長寿コンテンツだけあって、いくつかの他主人公スピンオフが存在するのですが、そのほとんどのキャラクターが声付きで実装されているのもオタクにはうれしい。

シナリオの基本的な平均点の完成度は良いのですが、とにかく振れ幅が大きいことがありすっごい拝むような見滝原組補完ストーリーがありながらも、時折「設定のすり合わせしてる?」と聞きたくなるような謎シナリオが飛び出ることもあります。

あと完全ゲームオリジナルの新規実装キャラが普通に良い百合のイベントストーリーを持ってくるの、もはやマギレコとしての必要性が謎なのですが実際良いものなんですよね。

待機画面のキャラは「古町みくら」ちゃん。

考古学ガチ勢でありながら、ありがちなインディジョーンズ系ではなく文献を漁りまくってライフワークで論文を書きその筋の知識人に査読してもらって自力で古墳を見出すやばい女です。

ライターの趣味だろ?私も好きだよ。


5、FGO



SNSの話題を把握するためにやってるゲーム。

まだ人理は復旧してませんし、今やっとアメリカです。

なのにガチャ運は無課金としてはかなり良く、消すに消せないゲームですね。

シナリオは6章から面白くなるとは聞いていますが、アメリカを終わらせるのはいつになる事やら。


6、シノアリス



無料ガチャの勢いで続いているゲーム①。

ゲームシステムというよりかは、武器装備のデザインが好きで参考資料にしている節があります。

あと主が徒党を組むタイプのギルドマルチなので、良くも悪くも本腰でやるのには向いていないゲームです。

好きでやってるゲームでも、定時に召集がかかる感じはちょっと苦手だなと思ってからというものインスコしてから全くギルドに入ったことがありません。

でもうっかり執事キャラが実装されて捨てるに捨てられません。

割とメインストーリーが難易度で難しく、オート機能はあるものの上手く立ち回れずにいます。


7、グラブル



無料ガチャの勢いで続いているゲーム②。

メインストーリーは進めているものの、面白いと勧められた物語までなかなかたどり着かないので、正直作業になっています。

でもこれだけ流行ってるってことはよっぽど面白いはずでしょ、それは気になるし。

例によって徒党苦手人間なため、ここでもソロでこそこそしています。

古戦場走ったこと一回もないな。


8、ALTER EGO



エス、愛してるぞ。

プレイした人間に分析学と哲学、そして顔の良い不遇の美女で激重感情を抱かせる恐ろしいゲームです。

DDLCとはまた違う、けれども狂気的なあちらとこちらのモノトーンな物語。

最近出た買いきりのスピンオフもクリア済みですが、絶対にこのアプリを消すことが出来ないヤバみを喉にぶち込まれた気分になります。

私はちょこちょこと自我のあらしめをしてはいますが、まだドグラ・マグラを終わらせられません。


9、メギド72



うっかり昔書いたミリしらがバズってしまい若干の罪悪感で始めたゲーム。

面白いし、シナリオもいいんだけどゲームとしてめちゃくちゃに難易度が高く放置気味なゲームです。

いや…いい意味でアプリゲームっぽくないというか…でも周回とか育成には親切な方だとは思います、難易度がマジでガチな分。

レベル上げりゃあ勝てる形のゲームじゃないんだよな、戦略ゲーって…。


10、古の女神と宝石の射手


なぜか続いた。

このアプリゲーム戦国時代の中で、驚くほど古参かつざわめくほど公式の告知のやる気がないクッソシンプルなパズルゲームです。

ありがちなコラボもしなきゃフレンド枠もカードの保有限界もキッツイしUIは不親切の極み、しかもたまにBGMはバグって無音化する。

大した特徴といえば、メインストーリーがゲームとは別に分離されていて小説と漫画の二つから選ぶことが出来るぐらいですかね。

普通にそっちの出来はいいんだけど、ゲーム自体はシンプルな虚無でマジで誰が課金してるんだって思うと同時になんでサ終しないんだろうって思っています。

次にスマホの容量がきつくなったら首を飛ばす候補。


11、東京放課後サモナーズ


実はフォロワーの影響でプレイしています。

主人公が五人から選べる、各種路線に優しいことで有名なゲームですね。

でも普通めちゃ良い女の子も出てきます、知らなかったよそんなの。

キャラクターに釣られたら、思いのほかメインシナリオががっしりとしていて良くて好きです。

たまにすげえセクハラ選択肢が出てきて何かを思い出しそうにもなるけどな!!

ただ、ストーリー読みにオート機能が無いので普通になかなか進んでいません。

普通に育成さぼってたらシナリオ進めてたら敵が強くなりすぎてね…。

推しはたぶんシロウくんになるんでしょうか、単純に好きなキャラというよりかは全体での好感度が高いんだけどこの子はマシュなのかオルガマリーなのかどちらなんですか。


12、デュエプレ


実はガキの頃ちょっとデュエマをしていました。

その影響で今でもちょこちょことメインストーリーを進めています。

ストーリーに出てくるNPCが普通にソシャゲっぽい絵柄なのに、全体的にシナリオがデュエルで全部どうにかなるのちゃんとアニホビの系譜で嬉しいんだよな。

対人もしないわけじゃないんだけど、ガチではないので普通に勝てないんですよ。

好きな文明は火と光です、先に全部割ればええんや。

マジで勝てなくて精神が死滅したら闇と水を使います。        


13、ローズ2



こんなホンワカな見た目をしておいて、エグイやりこみの力を持つモノづくり放置ゲーです。

システムとしては時間経過で回復する各種食材を3つ組み合わせて調理法を指定して商品開発、陳列し、自動で売れていく利益を活用して新しいレシピを購入したり新しい調理法を増やして借金返済のために頑張るというのが主軸です。

私はもともと料理とかお菓子作りが好きなので、そこそこの量アプリゲームのクッキングカテゴリは試したのですが多分これが一番感触が良かったですね。

絵がちゃんとかわいくて、自分で考えてレシピを見つけたり客の依頼に対してがつがつやりこむことも、ある程度調理量をためて時間経過で売れるまで放置ってこともできる。

他のゲームだと常時密着していないといけなくてすぐ飽きてしまったり、また時間経過のスパンが長すぎてやりたいときにできなかったりと上手くかみ合わなかったんですよ。

キャラ萌えを度外視するのなら、がっつりも適当も選べるゲームは生活の中でかなり長期で続けやすいなと思いますね。

あとこのゲームはローズシリーズの二作目にあたるのですが、もう一つの魅力として作れるメニューが多すぎることも上げられます。

一作目はパティスリーらしくスイーツやドリンクが中心でしたが、このバージョンからは加えて海外のマニアック菓子やパン類、あと普通に料理がレシピのラインナップに組み込まれています。

かなり長期でプレイしてるのに未だにレシピが全開放できませんもん。

マジでおすすめなのでソシャゲに疲れたときにどうですか?


14、アークナイツ


世界観で全てを殴りつけてくる戦略タワーディフェンスです。

出てくるキャラの服のセンスでインストールしました。

シナリオもキャラクターもゲームシステムも激重いんですよね…。

そのせいもあってメインストーリーが停滞気味な分、ひたすら育成素材を集めることに専念しています。

育成素材も激重いのですが、オート機能関連は優しいんです。

たまに敵の行動が乱数なのか普通に不安定だと失敗されることありますけどね。

推しはイーサンとポプカルちゃんです。

アークナイツはこれだけ世界観が重いのに、個別のシナリオみたいなものが基本的にないので推しが出来たりすると珍しくプロフィール欄とか有志wikiのボイスまとめとかを舐めまわさないといけないゲームだったりします。

そのくせ辛い「におわせ」はめちゃくちゃ得意なの、やめなさい。

あんまりTwitterだと言いずらいのですが、アーミヤちゃんが二次創作でブラック企業強要キャラみたいに扱われるのには割と疑問感を抱いている側の人間です。

いや、そう扱いそうな要素があるのは分かりますよボイスとかね。

でもメインシナリオとか身の上がしんどすぎて、あと夏のシナリオひと時の幸せなアーミヤちゃんが「救い」過ぎて、彼女を恐れるより先に同情が来ます。


15、プロジェクトセカイ



思ったより長く続いててびっくりしました。

良くも悪くも私は音ゲー系のスマホアプリはかなり苦手な部類なのですが、なぜかまだアンインストールしていませんね。

デレステとかバンドリとかハマろうとしてダメだった側の人間なんですが…。

そもそもなのですが私はリズム感が壊滅しています。

どれぐらいかといえば、normalレベルのフルコンを一生懸命やって三日かかるぐらいヤバいです。

練習すればだいたいのことは器用貧乏なりに行えるのですが、音ゲーの練習っていうのはまず譜面から覚えなきゃじゃないですか、昔MaiMaiでまともに練習しようとしてアホ出費して派手に後悔してからというもの何となく音ゲーは苦手なんですよ。

いや、スマホゲーなら何度でもタダで練習できるという利点は理性で分かるんですけども。

正直いつまで続くかわかりませんが、ゲームのコンセプトやビジュアルはとても好きなのでモチベが続いてくれるといいなと思います。

衣装コンテストにも何らか上げられたらええな。

何ってボカロとか文化を介したクリエイター女どもの感情がフィクションとはいえ見られる作品だからね。

同人女の感情みたいなメタ物語が好きなもんで、ニーゴの地獄観が好きです。


16、キックフライト



個人的に最近見つけた良ゲーです。

私は何かを始めることが趣味な人間なので、スマホの容量の許す限りいろいろなコンテンツを漁ることをライフワークとしています。

これはその中で珍しくヒットしたゲームですね。

いや、正直売り上げとか流行の感触で言えば微妙なので年内生き残れるかがかなり不安なのですけれど…。

ゲームシステムの説明をするのは難しいのですが、スポーツ要素の強い三つのシステムが時間ごとに回転している点取り系が基礎となった空中戦のゲームですね。

ガチアサリとかサーモンランとかガチホコあたりがイメージには近いかな?

あとこまごまとしたシステムは若干コンパスちっくな雰囲気はありますね。

でも何が良かったんだろ…世界観の統一され具合と、コンパスほどギスるコミュニケーション機能が無いこと、後は頭使いすぎないことかな?

まあ飽きたらやめちゃうかもしれませんけど、キャラもかわいいし運営さんの調整とかUI面とかはかなり好みだなーと思っています。

生き残れるかなぁ。


17、マジカミ

お前生き残れるのか?枠。

資本は太いみたいだけど、良くも悪くもアートワークとシナリオがピーキーで今回の大宣伝期間でどれだけ固定客増やすかなんだろうな、という感じはします。

ちょっと前にアナーキーで暴力的な学生運動風の魔法少女をテーマとした画展に行ったことがあるのですが、まさか商業でここまでそっちのファンシー反極が出てくるとは。

元はエロゲというか、本来はエロゲだからな!!

DMMで提携させると最高レアドレスのスケベストーリーを読めるのですが、一通り当てたものを読んだ感想は「特殊性癖の巣窟?」でした。

たいていのシチュは平気ですが、最高レアで巨人化×巨人化で街に体液まき散らすシナリオ読んでびっくりしちゃったよ、いたいけな無知子供の目の前で強姦とかライターは何の業を積んだんだよ。

でもストーリー関連が一通り全部オートで終われるのは助かるなと思いました、このソシャゲ戦国時代ではおいしいとこだけ食えることは大事ですよね、スマホで育成をちょちょと済ませて帰って家のパソコンでスケベを見るゲームです。

考えたな運営!

でも正直言って公式はゲームの開発資金よりもその最高率エロゲ面や特殊性癖へのやさしさ、あとめちゃくちゃに出来の良いOPを押し出す方が集客できるんじゃないかなとか思ってはしまいます。

だって原神とか絶対開発費えぐそうだし…。

とりあえず低身長SF読書好き秀才ちゃんがかわいいので当面は続ける予定です。


だいたいはこんな感じですね。
今度余裕があったら、「でみめん」の話もしていいかもしれません。

人都でした。



2020年11月3日火曜日

本の感想の感想とお酒と大人

 こんちは人都です。

11月になりましたね。
布団がもう1枚ほしい季節になりました。
やっぱり2020年は1年が特に早い気がしますね。

私は先月、神保町の古本祭りがない代わりにセルフで本を読みまくり感想を書きまくる強化月間を慣行していました。
結論から言えば、それは25日まではなんとかやりきることが出来たのですがそこが限界点になってしまいましたね。
内新規で読むことの出来た冊数は12冊ほどでした。
思っていたよりもずっと少ない量しか読めませんでしたね。

ちなみに、ブログ更新を断念したその日はお酒及び健康状態をやらかして完全にダウンしていました。
本をたくさん読むためには健康状態をどうにかするべきだったっていう英知とオチです。
やけくそのようにまいにち9度のお酒ばっかり飲むの、マジで良くないですが。
薄めるタイプのレモンサワーを飲んでいたらこどもっぽいと言われたこともありましたが、よくよく考えればこどもはまずお酒を飲みませんし、人に何か言われて飲酒スタイルなんて変えてもなんもいいことありません。
お酒でドロドロになりながら作った案なんて9割シラフに勝たんですし……。

ああ、これは大学受験の手前にモンスターエナジーに浸かった大人をかっこいいって思っていたころと同じですね。
結局あの後はマジでおこづかいを侵食するレベルのカフェイン中毒になりかけてから、やっと後悔できたんですけれど。
私は絶対にたばことかギャンブルに手を出したらいけないタイプの人種でしょうね、自分で自分のことを全く信用していませんから。
それにしてもワルはかっこよく見えてしまいます。
でもワルに向いている人間と、向いていない人間がきっといるのでしょうね。
社会規範を外れず、誰にも嫌われず、経歴に傷のつかない程度に変な人であり続けたいですが、結局一番無難なのは上手に社会の歯車になるための転がりを行うことです。
全く何が個性なんだか。
私21年間マジで何をしてきたんでしょう。

お酒程度で絵も文も読書も全部がかすんでしまうなら、私の売り込む趣味は何なんでしょうかね。
別にかまってほしくてこんなクソ便所に湿った泥を書いてるわけではなく、私は自分の考えは文に起こさないと全部積極的に消そうとしてしまうのでキーボードで残す以外に何もないんですよ。
そういう訳でそもそものブログを書いていたわけですが、おおよそどれだけ速読をしても最低トータル5時間は隙を確保しないと1から無知の本の感想を書くのは難しいという事は分かりました。
読んだことのある本なら1時間でどうにかなるんですけれどね。
昔よりずっと創作人物の感情を読み取ったり推理をすることが下手になったみたいで、時には二度読みをしないとブログとして出力できるまで物語を噛み砕けなくなったようでした。
これじゃあまるで読書というより、本を買い集めること自体が趣味のようです。
Amazonで買った本がパッケージのまま机に平積みなのは良くないんですよ。
いよいよ私の強みってなんだ……。
考えれば考えるほど弱みしかわからなくなっていきます、ああ。
どうしたら世間一般の清楚や強い女になれるんだ。
どんどん近づいていくものがつまらない真面目か不安定なメンヘラになっている気がします。
でもここから転じてつまらない不真面目になるといよいよ一般社会にも居場所が無くなりそうなので、真面目でいるだけ維持が正解だと思うんですけれどね。
常識という言葉は学生の頃に植え付けられた当然から成立するというような誰かの賢い言葉をどこかで聞きましたが、私のそれはもう砂肝ぐらいの感触があります。
それだけ何をするにも正気を失うことが出来ません。
自分を個性的だと思っているつまらない人間を見るのはすごくつらいですから。
正気を失えるのはアルコールをバカしたとき、貧血でぶっ倒れたとき、そして創作物に夢中になった時だけです。
だから創作物は尊いです、正気も常識も全て失えて私を熱中させてくれます。

毎日本を読めていた頃に戻ってしまいたいですね。
別に量が多ければ多いほど誇るようなものでは決してないのですが、自分の趣味と言い張れるプライドの最終防衛ラインだけは守っていたいものです。
自分を他人にアピールする際にパッケージングするための装飾というわけではなく、本気で本を読めなくなって消費者ですらなくなり何もインプットできなくなったら今後空想ですら愉快なことをできない人になってしまう気がします。
オタクが何らかを消化できなくなって後に残るのはやけに早口な耳年増と、過去のコンテンツの回顧しかすることの出来なくなった一人ぼっちのオトナ帝国の住人です。
歩く姿がコンテンツになるような存在には、輝く神様やアイドルにはもうなれないし、なる努力をして来なかったので、せめて私らしさの最期の砦だけは守っていようと思いました。
果たせなかった感情や夢のぶん、技術も姿もつよつよですてきな推しが輝いてればもう何でもいいわ……。

という事で腐った就活生の10月ブログチャレンジのエピローグでした。
そんじゃね。
人都でした。

2022/2/6

  こんばんは、人都です。 お久しぶりの更新ですが、またあまり快いことを書かないことを許してください。 本当にこの場所が肥溜めのようになっていることを案じてこそいますけれど、本来は絵よりも文のほうが気楽な私には重い悩みは絵にぶつけるよりも書き出す方が安眠剤になるのです。 私の親が...